今回は、RA(Resident Assistant)について、書いていきます。
「そもそも、RAって何?」、「RAをするメリットは?」、そんな疑問に答えていきたいと思います。
私は大学院時代に1年間、RAとして活動しました。
その経験が、人生を変えてくれました!
これは、冗談抜きです(笑)
そんな経験を少しでも、皆様に知っていただきたく、この記事を書いています。
よろしければ、最後まで御覧ください。
↓RAになるきっかけや経緯を書いた記事も書いています。こちらも御覧ください。↓
【異職種への転職はできるのか(理系職→語学教師)】 ~レジデントアシスタント(Resident Assistant)~ #2
RA(レジデント・アシスタント)とは
RA(レジデント・アシスタント)とは、簡単に言うと、「学生寮のリーダー」です。
他の寮生が心地良く、寮生活を送れるようにイベントを企画したり、相談に乗ったりします。
日本でRA(レジデント・アシスタント)というと、多くの場合は大学で留学生が住む国際寮でのリーダーを示すことが多いようです。
筆者も国際寮でのRAを経験しましたので、この記事ではそちらを説明していきます。
RA(レジデント・アシスタント)を実施している大学
様々な大学がRA制度を実施しているようです。
例えば、早稲田大学、APU、東京都立大学などです。
あくまでも、検索して上位にでてきた大学を書いているだけなので、もっと沢山の大学がRA制度を実施しているはずです。
もし、RA制度に興味があり、応募しようとしている方はご自身の大学がRA制度を実施しているか、ホームページで確認するのがいいでしょう。
RAの業務
RAの業務は主に以下の2つです(あくまでも私が経験した業務)。
寮のイベント運営
一つ目は寮のイベント運営です。
具体的に言うと、パーティーの企画、入寮・退寮のオリエンテーションの運営です。
パーティーは寮生の交流を目的に行っていました。
私の寮では、月一でイベントを企画して、寮生が交流できる場を作っていました。
しかし、パーティーを企画しても寮生全員が来てくれるわけではありません。
集客をどのようにするか、お金をどのように集めるかなど、企画力がとても鍛えられ、いい経験になりました。
また、寮の秩序を守ってもらうために、オリエンテーションを実施するのもRAの仕事でした。
ゴミ出しの方法や共用スペースの使用方法など、寮の説明を英語と日本語の両方で実施しました。
オリエンテーションでは、プレゼン力や英語力が鍛えられました。
留学生との交流
パーティの企画以外にも、留学生を積極的に遊びに誘ったり、日本語を教えたり、交流をするのも業務の一つです。
日本語を話せる留学生も多くはないので、英語で話して交流したり、英語力を上げたかった私にとってはとてもいい経験でした。
タイトルにも書きましたが、日本にいながらも、留学体験ができる、これがRAの魅力の一つだと思います。
RA(レジデント・アシスタント)になるためには
選考ステップ
多くの大学が書類選考、面接選考の二つを行っているようです。
自身の大学のホームページをチェックしてみましょう!
求められる力
英語力やRAとしての責任感などが求められることが多いようです。
また、国際交流の経験(留学など)があると有利に働くことがあるみたいです。
しかし、留学経験や英語力がなくても、採用される可能性はあるので、諦めずに応募してみましょう。
私も満足な英語力はなかったですが、熱意はありました。
自分がRAになって、どうなりたいのかを選考の中で伝えられれば、合格できると思います。
RA(レジデント・アシスタント)のメリット
私が考えるRAのメリットは下記の5つです。
企画力の向上
上述しましたが、イベント企画・運営を行うので、企画力が向上すると思います。
企画力は社会に出ても、使うことが多いので、事前に鍛えられることがメリットの一つです。
語学力の向上
一つの建物に留学生と一緒に住むので、普通の学生と比べれば、多言語に触れる機会は多いです。
積極的に留学生と関われば、絶対に語学力は向上するはずです。
様々な国の人と交流できる
本当に多くの留学生がいます。
例えば、韓国、中国、オランダ、フランス、トルコ、インド、アフガニスタンなどなど。
色々な国の人と話ながら、文化を学べるのもメリットの一つですね。
寮費が安くなる
いくつかの大学では、寮費の補助が出ます。
寮費自体もおそらく普通に下宿をするよりも安いと思いますが、それに加えて補助が受けられるので、かなりお得だと思います。
大学によって、補助が出るかは違うと思うので、募集要項をチェックしてみましょう!
就活での自己アピールに繋がる
RAは大学で数人しかできないです。
そのため、上手くアピールできれば就活でのアピールに繋がると思います。
企画力や語学力など、上手くアピールしてみましょう。
まとめ
今回はRAの魅力について、書きました。
本当に人生を変えるほどの経験をしたと思います。
私は食品メーカーから英会話講師に転職しましたが、転職するきっかけの一つがこのRAの経験です。
「国内で留学体験ができる!」、そんなRAに一人でも多くの方が興味を持ってもらえれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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