前回の「就職活動編」の続きです。
まだ、読まれていない方はこちらから是非読んでくださいね!
こちらをクリック→【異職種への転職はできるのか(理系職→語学教師)】 ~就職活動編~ #3
食品メーカーの技術職としての勤務
社会人1年目
社会人1年目は、食品工場での現場勤務でした。
現場の方も優しく、とても良くしていただきました。
一方で、3直勤務だったので、夜勤が辛かったです。
あとは、私が恐ろしいほどに不器用で、機械が嫌いなので、機械トラブルやメンテナンスの際はとても苦労しました(笑)
「なぜ食品メーカーの技術職を就職先として選んだんだ?」っていう話ですよね。
そのあたりも、この記事で触れていきます。
社会人2年目~社会人3年目
工場での現場勤務を終え、現場を支える側である間接部門に異動します。
最初の頃は意欲が有り余るほど、ありました。
現場勤務で改善点が何個か浮かんでいたからです。
「現場を自分で変えてやる!」、そう思っていました。
しかしながら、現状はなかなか上手くいかず…
現場の時には見えていなかった仕事が間接部門には大量にあり、仕事が増えていく日々。
入社2年目なので、現場の方々よりも知識が劣っています。
そのため、現場を指揮するにも能力が足りず、なかなか思うようにできなく思い悩む日々。
メンタルも徐々に壊れ、時には会社に行けなくなることもありました。
そんな時に「転職」を考え始めました。
転職で最初に考えたこと
「転職」を考え始めたとき、最初に考えたことは以下の通りです。
①転職したい理由を考える
まずは、「転職をしたい理由」を考えることから始めました。
これを考えることで、次に「何をしたいのか」、もしくは「何がしたくないのか」が明確になりました。
私の場合、「仕事内容が合わない」ことが転職したい理由でした。
先述のように、私は「機械が大嫌い」です。
工場勤務だと、設備や機械に触れることが多々あります。
特に間接部門だと、現場の方よりも知識や技術を持っていなければなりません。
そんな中で、機械嫌いの私が仕事をしても上手く回るわけがありません。
それに気づいたのです。
ちなみに……
就職活動の時にも食品メーカーの技術職の仕事内容は何となく知っていました。
それなのに、なぜ就職したのかですが、「周囲に流されていたから」です。
私の学生時代の専門は「化学工学」です。
そのため、同期も化学メーカーや食品メーカーの技術職として、就職することが多かったです。
それに流されて、就職活動をしてしまったのです。
流されないように、自分の意見を持って、将来を考えることが大切ですね。
②職種、業界を決める
「転職したい理由」をもとに、職種と業界を決めました。
私の場合、転職したい理由が「仕事内容が合わない」だったので、「仕事内容が自分に合う」職種と業界は何なのかを考えました。
そこで頭に浮かんだのが、「英会話講師」、「日本語教師」です。
以前の記事で書いた、タイ留学とRAの経験がとても楽しく、それに関連した仕事をしたいと考えるようになりました。
そのため、全く未経験で専門分野でもない、「語学教師」を目指すことになるのです!
③志望職種の転職に必要な資格がないか調べる
私の場合、未経験での転職チャレンジだったので、必要な資格についても調べました。
英会話講師
「英会話講師」では、一定以上の英語能力(TOEICなど)が求められることが多いです。
そこのボーダーラインを調べました。
また、現場経験についてですが、会社によって違いました。
未経験者を募集している会社もあったので、私でも転職可能だということを確かめました。
日本語教師
「日本語教師」になるためには、以下の資格などが必要です(2023年7月時点。国家資格化が進み、今後変更の可能性あり)。
- 大学の専攻課程を履修
- 日本語教育能力検定試験の合格
- 日本語教師養成機関で420時間養成講座を受講
どの条件にも当てはまらなかったので、一番費用が安い、「日本語教育能力検定試験の合格」を目指して勉強をスタートします。
日本語教育能力検定試験については、後日記事で書く予定なので、お楽しみに。
④転職時期を決める
最後に転職時期ですが、
- 精神的に参っていたので、できれるだけ早く退職したかった
- 婚約者も仕事を退職する予定だったので、そのタイミングに合わせたかった
この二つを基準に退職時期を決めました。
早く退職したいと言っても、会社の都合もあるので、上長に相談することをお勧めします。
また、できるだけ早くと思っていたので、転職先を決めずに退職を決めました。
これについては、少し後悔をしています。
退職後に転職活動をするのですが、その際の不安がとても辛かったからです。
「このまま、無職で人生を終えるのではないか」、「結婚も控えているのにこのままで大丈夫か?」など色々な不安が頭から離れませんでした。
メンタルを安定させるためにも、しっかりと転職先を決めてから、退職することを強くお勧めします(転職先に合わせて、退職時期を決めてもいいかもしれませんね)。
婚約者との同時退職についてですが、収入が0になるリスクは承知の上でした。
そのリスクを背負ってでも、退職したかったということです。
また、他県への引っ越しを考えていたので、辞めるなら同時の方が都合が良かったのです。
二人で同時なら、引け目を感じることがなく、退職できたので良かったです。
一方で、結婚前だったので、お互いの両親への説得は少し苦労しました。
それでも、この選択は間違っていなかったと思います。
人生は案外なんとかなります。
常識などに流されず、自身や家族にとってベストな選択をすれば、いいのかなと思います。
まとめ
今回は、転職のきっかけについて書きました。
当時のことを思うと、なかなか無茶苦茶だったなと思います。
それでも後悔していないのは、自分を信じて突き進んだからだと思います。
次回は、退職編です。
どのような流れで食品メーカーの技術職を退職したのか、書いていきます。
お時間あれば、見てください!
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