【異職種への転職はできるのか(理系職→語学教師)】 ~転職のきっかけ編~ #4

前回の「就職活動編」の続きです。

まだ、読まれていない方はこちらから是非読んでくださいね!

こちらをクリック→【異職種への転職はできるのか(理系職→語学教師)】 ~就職活動編~ #3

目次

食品メーカーの技術職としての勤務

社会人1年目

社会人1年目は、食品工場での現場勤務でした。

現場の方も優しく、とても良くしていただきました。

一方で、3直勤務だったので、夜勤が辛かったです。

あとは、私が恐ろしいほどに不器用で、機械が嫌いなので、機械トラブルやメンテナンスの際はとても苦労しました(笑)

「なぜ食品メーカーの技術職を就職先として選んだんだ?」っていう話ですよね。

そのあたりも、この記事で触れていきます。

社会人2年目~社会人3年目

工場での現場勤務を終え、現場を支える側である間接部門に異動します。

最初の頃は意欲が有り余るほど、ありました。

現場勤務で改善点が何個か浮かんでいたからです。

「現場を自分で変えてやる!」、そう思っていました。

しかしながら、現状はなかなか上手くいかず…

現場の時には見えていなかった仕事が間接部門には大量にあり、仕事が増えていく日々。

入社2年目なので、現場の方々よりも知識が劣っています。

そのため、現場を指揮するにも能力が足りず、なかなか思うようにできなく思い悩む日々。

メンタルも徐々に壊れ、時には会社に行けなくなることもありました。

そんな時に「転職」を考え始めました。

転職で最初に考えたこと

「転職」を考え始めたとき、最初に考えたことは以下の通りです。

①転職したい理由を考える

まずは、「転職をしたい理由」を考えることから始めました。

これを考えることで、次に「何をしたいのか」、もしくは「何がしたくないのか」が明確になりました。

私の場合、「仕事内容が合わない」ことが転職したい理由でした。

先述のように、私は「機械が大嫌い」です。

工場勤務だと、設備や機械に触れることが多々あります。

特に間接部門だと、現場の方よりも知識や技術を持っていなければなりません。

そんな中で、機械嫌いの私が仕事をしても上手く回るわけがありません。

それに気づいたのです。

ちなみに……

就職活動の時にも食品メーカーの技術職の仕事内容は何となく知っていました。

それなのに、なぜ就職したのかですが、「周囲に流されていたから」です。

私の学生時代の専門は「化学工学」です。

そのため、同期も化学メーカーや食品メーカーの技術職として、就職することが多かったです。

それに流されて、就職活動をしてしまったのです。

流されないように、自分の意見を持って、将来を考えることが大切ですね。

②職種、業界を決める

「転職したい理由」をもとに、職種と業界を決めました。

私の場合、転職したい理由が「仕事内容が合わない」だったので、「仕事内容が自分に合う」職種と業界は何なのかを考えました。

そこで頭に浮かんだのが、「英会話講師」「日本語教師」です。

以前の記事で書いた、タイ留学とRAの経験がとても楽しく、それに関連した仕事をしたいと考えるようになりました。

そのため、全く未経験で専門分野でもない、「語学教師」を目指すことになるのです!

③志望職種の転職に必要な資格がないか調べる

私の場合、未経験での転職チャレンジだったので、必要な資格についても調べました。

英会話講師

「英会話講師」では、一定以上の英語能力(TOEICなど)が求められることが多いです。

そこのボーダーラインを調べました。

また、現場経験についてですが、会社によって違いました。

未経験者を募集している会社もあったので、私でも転職可能だということを確かめました。

日本語教師

「日本語教師」になるためには、以下の資格などが必要です(2023年7月時点。国家資格化が進み、今後変更の可能性あり)。

  • 大学の専攻課程を履修
  • 日本語教育能力検定試験の合格
  • 日本語教師養成機関で420時間養成講座を受講

どの条件にも当てはまらなかったので、一番費用が安い、「日本語教育能力検定試験の合格」を目指して勉強をスタートします。

日本語教育能力検定試験については、後日記事で書く予定なので、お楽しみに。

④転職時期を決める

最後に転職時期ですが、

  • 精神的に参っていたので、できれるだけ早く退職したかった
  • 婚約者も仕事を退職する予定だったので、そのタイミングに合わせたかった

この二つを基準に退職時期を決めました。

早く退職したいと言っても、会社の都合もあるので、上長に相談することをお勧めします。

また、できるだけ早くと思っていたので、転職先を決めずに退職を決めました。

これについては、少し後悔をしています。

退職後に転職活動をするのですが、その際の不安がとても辛かったからです。

「このまま、無職で人生を終えるのではないか」、「結婚も控えているのにこのままで大丈夫か?」など色々な不安が頭から離れませんでした。

メンタルを安定させるためにも、しっかりと転職先を決めてから、退職することを強くお勧めします(転職先に合わせて、退職時期を決めてもいいかもしれませんね)。

婚約者との同時退職についてですが、収入が0になるリスクは承知の上でした。

そのリスクを背負ってでも、退職したかったということです。

また、他県への引っ越しを考えていたので、辞めるなら同時の方が都合が良かったのです。

二人で同時なら、引け目を感じることがなく、退職できたので良かったです。

一方で、結婚前だったので、お互いの両親への説得は少し苦労しました。

それでも、この選択は間違っていなかったと思います。

人生は案外なんとかなります。

常識などに流されず、自身や家族にとってベストな選択をすれば、いいのかなと思います。

まとめ

今回は、転職のきっかけについて書きました。

当時のことを思うと、なかなか無茶苦茶だったなと思います。

それでも後悔していないのは、自分を信じて突き進んだからだと思います。

次回は、退職編です。

どのような流れで食品メーカーの技術職を退職したのか、書いていきます。

お時間あれば、見てください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

理系職→語学教師への転職を経験。
転職話と語学系の情報、投資についてなど幅広く発信中。

コメント

コメントする

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次