【生徒のやる気を出したい方おすすめ!】クラス全員のやる気にスイッチが入る!英語授業の作り方  書籍レビュー

今回は、「クラス全員のやる気にスイッチが入る!英語授業の作り方」の書籍レビューです。

この本を一言で言うと、「英語のやる気スイッチを生徒に入れさせる方法を紹介している一冊」です。

授業を行う上で、「生徒が騒がしくて、授業が思うように進まないなぁ」「やる気のない生徒をどうやる気にさせよう?」、そんな疑問に直面することは多々ありませんか?

それを解決するためのアイディアを教えてくれる一冊です。

ベテラン教師から新任教師、全ての教師におすすめできる一冊なので、よければ読んでください。

目次

本の概要

タイトル:クラス全員のやる気にスイッチが入る!英語授業のつくり方

著者:瀧沢広人

初版:2014年7月31日

発行所:学陽書房

筆者がこの本を読もうと思った理由

私も日々のレッスンで「生徒のやる気」に悩みを抱えていました。

授業に集中できず、ボーっとする生徒がいたり、英会話レッスンなのにずーと日本語で友達と話していたり。

英会話講師として、生徒にやる気を出させ、英語に集中できる環境を作りたいと思ったことがきっかけです。

やはり、やる気がある生徒とない生徒では雲泥の差があります。

英語が好きでやる気のある生徒の伸びは、講師からしても目を見張るものがあります。

そのような状態に生徒をさせるためにはどうしたらいいのか、悩んでいたので、この本を手に取り読みました。

こんな人におすすめ!

子供(幼児~高校生)を教えている英語教師におすすめです。

特に、生徒のやる気を引き出したい先生に読んでいただきたいです。

著者が中学校、小学校で主に教鞭を取られている方なので、集団授業や学校授業にフォーカスされています。

しかし、スモールクラスで教えられている先生方にも役に立つテクニックや情報なども満載なので、全教師におすすめしたいです。

この本を読んで分かること

①やる気スイッチを押すためのテクニック

どうしたらやる気スイッチを押せるのか、悩みますよね。

そんな悩みに答えてくれるのが、この本です。

実践で使えるテクニックを教えてくれます。

20個のテクニックが本書には、記載されていますが、その中でも参考になったのが、『あり得ない状況を意図的につくる』です。

例を挙げて説明します(下記の例は、本書を参考にした私の授業例です)。

例えば、”Have you ever ○○?” の構文を勉強するとします。

最初は普通の文を練習させます。

“Have you ever been to America?”のように。

これだけでは、普通の授業で生徒も飽きると思います。

そこで、”Have you ever flown”と生徒に聞いてみます。

すると、生徒は笑い、”NO!”と答えてくれます。

このように、ユーモアを交えて、あり得ない状況を作るのが生徒と飽きさせないコツです。

変な文章だったり、笑った経験が記憶に残りやすいと思うので、成績アップにも繋がると思います。

そんな面白いアイディアが紹介されているので、是非お読みください。

②音読や単語指導などのルーティンワークを楽しませるコツ

単調な音読や単語指導は生徒にとって、退屈ですよね。

退屈だと感じるものに情熱は出ませんし、勉強しようと思いません。

しかし、音読や単語指導はアレンジの幅が狭い分、単調になりがちです。

それを変えるアイディアをくれるのが、この本だと思います。

単調なルーティンワークにアレンジを加えるアイディアを教えてくれます。

何個か書いてあるアイディアの中で、私が参考になった考え方は、『英単語ビンゴ』です。

ビンゴシートに習った単語を書かせ、ビンゴを行うというものです。

習った単語も復習でき、生徒もビンゴを楽しむことができる。

一石二鳥の指導方法です。

この他にも、アイディアが記載されいるので、是非お読みください。

③英語授業のQ&A

著者は20年以上、教鞭を取られています。

そんな著者が疑問に答えてくれているので、参考になると思います。

まとめ

今回は、「クラス全員のやる気にスイッチが入る!英語授業の作り方」を紹介しました。

生徒のやる気、これは教師にとって永遠のテーマですよね。

少しでも、この本を読んで、悩みが解決することを祈っています。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

理系職→語学教師への転職を経験。
転職話と語学系の情報、投資についてなど幅広く発信中。

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